このところお天気続きで春の様な陽気ですが、1週間前は雪が降っていたのです。
先週、ピエモンテ州、モンフェッラートにあるテヌータ・モンテマーニョというカンティーナを訪問しました。
前日の雪がまだ残るモンフェッラートの丘。
1700年代から、ナポレオンの地図にも示されている建物を改装して、アグリトゥリズモを始め、古いものは75年の樹齢の葡萄の木から採ったワインを生産するカンティーナです。
葡萄畑を見渡せる絶景のカンティーナへの門は、
この道をまっすぐ登っていくと、アグリトゥリズモ、カンティーナがあります。
建物に入ると、
会社の会議場として使われたりする部屋。
家紋もモザイクで床にはめ込まれています。
細かなところまで気を使われ、さすが由緒ある建物です。
大サロン、そしてそこからの眺めも素晴らしい。
エステサロン、ジャグジーバスもあり、そこから葡萄畑が眺められます。
こんなところでボーッと過したら1年間のストレスも飛んで行ってしまいそう。
カンティーナではモンフェッラート・ビアンコ、ソーヴィニヨン100%のものと、50%コルテーゼ、ティモラッソが入っているもの2種類。赤はバルベーラ、グリニョリーノ、ルケ・ディ・カスタニョーレ・モンフェッラート。そしてドルチェだけど甘すぎないマルヴァシア・ディ・カゾルツォ。
生産量は決して多いとは言わないけれど、一昨年までこの小さなカンティーナで手作業で作っていたとは、、、。
昨年から近代的なタンクを購入し、広いカンティーナへ引っ越しされました。
ルケは、昨年からD.O.C.G.に指定されたワインです。タンニンが少なく、バラ、香辛料の香りがうまくバランスの取れたよい仕上がりでした。
私的に好みはグリニョリーノ。
適度なタンニンとフレッシュな酸味。菫の香りで透明感のあるエレガントな仕上がりです。
これからが楽しみなカンティーナです。
日本にもそのうちに入るかもしれません。
www.tenutamontemagno.it
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