アンチョビーと一言で言っても、いろいろ。スペインのカンタブりコ海で獲れるイワシで作るアンチョビーは世界で一番美味しいらしい。
食べてみると、明らかに違う。
寒流と暖流が交差する海域で、プランクトンを食べて育ったイワシは、甘く、肉厚。春の2、3ヶ月間しか漁ることが出来ない。
そのカンタブリコのアンチョビー。なんと、①夜漁ったイワシ、②夜明け漁ったイワシ、③夜漁ったイワシBIOのオイルに漬けたアンチョビーと3種類を比較した。
上から、①、②、③。
②番目はちょっと肉厚で、私的には脂肪が多いようなというか、カンタブりコの特徴(と勝手に私が思っている)身の締まりがないような気がした。
でも、たまたま私のお皿に載ってる物だけが、こんなだったりして、、、と周りの人のお皿も見たけど、やっぱり見た目からして肉厚で違っていた。漁の時間によって肉が違う、、、。凄い!!
またビオのオイルに漬けたものより、普通のオリーブオイルに漬けた物の方が、美味しい(なぜかわかりません)ような気がした。
面白い!!
次に出て来たのは、イワシのマリネ。マリネしたばかりの物なのでデリケートで美味しい。(これはたぶんイタリア近海産)
そしてイワシとピノーリのスパゲッティ。
素晴らしい味付け。めちゃ美味しかった。
夜網で漁ったイワシのグリル焼きとフライ。
最後のドルチェはカンノーロ?
リコッタクリームが私好み!!舌触りがあるけど、超なめらか!!
これらに合わせて5種類のワイン。
アンチョビー、イワシには、白でも赤でも合います。
今回の私のベストワインは、OASI.
フリウリのピコリットというぶどう品種で作った珍しい甘くない白。2社しか作っていないらしい。
この白に惚れ込んでしまった。。。