今回は静岡のレストラン経営のシェフがメリーさんのお料理教室に来てくださいました。
パルマ料理。
メリーさんはプーリアのバーリ生まれですが、16歳からパルマに住み、2児の母親として、お料理上手なマンマをしていらっしゃいました。
今となっては、息子さんもパパとなり、お孫さんの可愛らしいおばあちゃんをしながら(おばあちゃんって言う言葉が似合わないのですが、、、)出前お料理、出張お料理とお忙しくしていらっしゃいます。
今回パルマ料理ということで、こてこてのパルマを表現できるお料理を教えていただきました。
アンティパスト
エルバッツォーネ
このお料理はどちらかというとパルマの隣町レッジョ・エミリアの物という感じもありますが、パルマのバールでも置いてある定番料理です。
プリモ
トルテッリ
トルテッリは、パルマではまずどこのレストランのメニューにも必ずある定番中の定番!!
詰め物が数種あり、山の地域ではポテトのトルテッリ、街ではエルベッタ(ほうれん草のような野菜)とリコッタの入ったもの、そしてマントバ近くのポー川沿いは、カボチャのトルテッリか名物とされています。
メリーさんは、クラシックなエルベッタ、ポテト、そしてラディッキオの3種を教えてくれました。
セコンド
ラ・ベッキア
これもパルマの田舎料理。
パルマは、イタリアでも数少ない馬肉を食べる地域です。
馬肉のミンチと野菜を煮込んだマンマの味。
ドルチェ
トルテッリ・ディ・マルメッラータ
クッキー生地の中にジャムが入った物ですが、パルマ定番は、重い。重い。
パスタがしっかりしていて、とても食事の後のドルチェにはならない。
メリーさんは、何度も実験を繰り返し、軽いさっくさっくのトルテッリを作ってくれました。
シェフも既にサルメリアでトルテッリ・ディ・マルメッラータを買って試食されていたので、今回のこの新しいタイプのトルテッリは気に入ってもらえたようで、良かったです。
メリーさんは、いつも「こんなのも出来るのよ!!」とおまけがつくのですが、今回はパルマ料理という事で、これ無しには語れないカペッレッティを試食させてくれました。
やっぱりパルマの味はマンマの味。