飲み仲間から、サビオがミラノにレストランを開けたから皆で行こう!!という誘いを受けたけど、サビオって誰?って思い出せなかった。
7、8年前にモンタルチーノのブルネッロのお披露目会で、2回、そしてパルマ郊外のBIOワイン見本市で、何回かあっている。奥様と二人で、いつも仲よして、普通に試飲して、言葉数も多くなかったから、仲間の一人として、特に印象は深くなかった。
実は彼、ワインの師匠マッテオとは同郷で、イタリア名門レストランの一つ、ダル・ペスカトーレのソムリエ、そしてペルベッリーニと名門レストランのソムリエだった。師匠のマッテオとは、ワインについて教えあう中。ええ~!!そんなに凄い人だったんだ。。。
アンドレアは、「本当に出来る人はそれをみせないんだよ!!」と言った。
ワインの事はものすっごく詳しいし、人一倍ワインを飲みつくしてきているアンドレア。でも普段の会話はシモネタばかりの彼の口からこんな言葉が出てくるとは思わなかった。
そんなサビオがミラノの念願のレストランを開いた。
彼ららしい気さくなインテリア。60年代、70年代の家にあったテーブルを組み合わせて。
食材は全て自然なもの。近所のおじさんから生みたての卵を買ったり、野生のキウイ、梨なんていう見た事のないものを置いていたりする。
実はこの日私は、生まれて初めてローマ人のような経験をした。食事を終わって、お店を出た瞬間突然吐き気に襲われ、戻してしまった。でも、そのすぐ後、気分は爽快。夕方のアペリティーボには元気にワインを飲んでた。ただの食べすぎ。。。お恥ずかしい限り。。。美味しいと食べ過ぎてしまう。
この後3種のドルチェ。。。後で写真を見るとよくこれだけのものを食べつくした、、、と自分でも驚き!!自然なものだから体にやさしい。
ワインは、
師匠マッテオが私たちのために持参したものと、、、
サビオが開けてくれた
1970年のポルト。
食の贅沢を尽くしたまさにローマ人の1日を体験したような気分だった!!
Pisacco
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