パルマからランギラーノというパルマハムの産地を通り、アペニン山脈方向へ行くと約1時間でサント湖に着きます。
パルマハムの原料は、、、、「豚、塩、そして海風。」と言われるのですが、ハムの産地ランギラーノは、このアペニン山脈の麓にあり、山越えをすると、リグリアの海となります。
ランギラーノの街を超え、山へ、山へと登っていきます。
サント湖という道路表示に従って行くと行き止まり。山小屋にたどり着きます。
そこに駐車して、、、
徒歩、またはリフトで湖にたどり着くと。
湖は凍り始めていました。
それにしても、この2,3日快晴が続き、雪はかなり溶け始めています。
が、、、。
この湖を超え、さらに登っていくと、マルマニャー山の山頂となるのですが、いつものようにこのあたり常に風があります。
ハムに良いのは海(南)から吹く風ですが、西から、東から、北から、、と風が吹いていない時のほうが少ないくらい。
この風で、雪は凍ってしまいます。
そこで登場するのが
ランポーニという登山用の靴に取りつける鉄の滑り止め。
ザクッ、ザクッと氷の上を歩いていきます。
山頂。
海側は真っ白な雲で覆われ、
雲の無い日は、海を漂うヨットや、コルシカ島も見えるのですが、、、
残念ながら海は見えません。
西の方向、、、、遠くにうっすらと見えるのは、先週行った、チェルヴィニア、モンテ・ローザ、、、ああなんと遠い事!!(山の向こう側にうっすらと白く見えます)
風が強くて寒いので、長居はしないで、さっさと下山します。
そして、私のもう一つの目当ては、
この山小屋での食事。
ここのプロシュット・ディ・パルマはどこのレストランより美味しいのです。
パルマハムだけでなく、サラミもコッパ(豚の首の部分の肉で作る生ハム)も、、、本当に美味しい。
下山した時間が遅かったので、残念ながらパスタは終わってしまっていましたが、ここの手打ちパスタ、ニョッキなども最高です!!
汗を流した後の美味しいハムとワインは最高でした。。。