週末からパルマハムフェスティバルが始まっています。このフェスティバルの期間は、一般の方がハム工場でガイド付きの見学ができたり、パルマは勿論、工場のあるランギラーノ、フェリーノ、ティッツァーノといった町や村で様々な催しがあります。
このフェスティバルは19日まで続きます。
ポルチーニ茸の収穫も真っ盛りのこの時期、アルバレートというパルマから車で約1時間の山にある小さな村では、ポルチーニ茸の収穫祭が行われていました。
キノコの展示。
CANTHARELLUS、学術名で展示されていますが、このきのこは、とても美味しいらしい、、、。
これは毒キノコ。
RUSSULA AURATA。これも美味しいキノコだそうです。
BOLETUS EDULIS。ポルチーニ茸。
あまりにも多い種類に、森で見てもわからないので、専門家に尋ねた方が良いでしょう、、、。
主人の友人でキノコ狩りをする人の話によると、今年は大豊作だそうです。
この時期、雨が降って、その後満月が出ると豊作になるのらしいのですが、今年はまさにその通りになりました。
市場も出て、
100g15ユーロ。美味しいポルチーニ茸は栗の木の下で採れます。売り場にもcastagno(栗の木)と表示されて、キノコの頭の柔らかい部分だけ乾燥してあるので、お値段も他のものよりちょっとお高め。
オイル漬け。
ピエモンテ州のクネオからはチョコレート。
ロンバルディア州のフランチャコルタからは、ゴルゴンゾーラチーズ。(蠅よけの網がかかっているのがゴルゴンゾーラです。)
リグリア州とエミーリア・ロマーニャ州の境界にあるちいさな村からは、BIOのパスタ。
そして、今回の目的でもあったお料理教室。
サーモンとポルチーニ茸のお料理でした。
まず、ポルチーニ茸をローズマリーと一緒に炒め、塩コショウ。
パンチェッタ、サーモン、マスタード、炒めたキノコをのせて、ロールします。
それをフライパンで
出来上がり。
マスタードとキノコ、サーモン、パンチェッタがなかなか合います。
その夜はランブルスコ・フェスティバル。
葡萄の収穫も終わり、ワインのお祭りです。
こうやって何かを収穫する度に行われるお祭りはお祭り好きなイタリアの特徴でしょうか、、、。
日本人の私も便乗して楽しませていただいています。