久しぶりにミラノに行ってきました。
パラッツォ・レアーレでシーレ展を見たかったで、久しぶりのミュージアムです。
エゴン・シーレはオーストリアで19世紀末を代表する分離派芸術家。
20世紀末を迎えていた15年ほど前、良く取り上げられていて、東京でもマーラーのコンサート、クリムト展、シーレ展など、見に行ったものでした。
ミラノでのシーレ展は、画家の人生をたどって、時代そして、テーマ別に部屋が分けられ、とても分かりやすい展示になっていました。
センスよく、
この通路は、狭い空間をこんな風に表現するのってとっても気に入りました。
1915年、この時代は、実は、イタリア人のおじさまにとってはとても重要な時代なのです。
なので、絵を見るというより、その時代を熱く語り合っているおじさま達もいらっしゃいました。
イタリアは激寒のドロミティ山脈でオーストリアを相手に勝利を得たのです。
ドロミティの山に行くと今でもその頃の手榴弾のかけらや、兵士の使っていたフォークなどが見つかることがあります。戦いが激しく、イタリアにとっては、国土拡大となったことにもより、其の当時の兵士たちは、英雄とされています。
会場は、マーラーの音楽が流れ、同時代の芸術家の展示もあり、とても満足のいくものでした。
そしてせっかくのミラノなので、美味しい日本食を食べようと、、、。
「おまかせ」という日本食店に行きました。
ミラノの総領事館にも近く、お寿司も美味しいので、何度か行ったことがあります。
今日は、お刺身のランチにしました。
お刺身、ご飯、お味噌汁で、20ユーロ。
もう少しお刺身の量が(もう1種類くらい)あると最高だったのですが、、、。
でも、パルマにも最近多い中国人のやっている日本食とは違いますね。美味しかったです。
そのあと少しショッピングもしたのですが、やはりミラノ。
とくにブレラあたりは、素敵なお店が多くって、お財布のひもがゆるくなりそうで、ひやひやしていました。